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日本の秋・観光名所
皆さんは四季の中で一番好きな季節は何ですか。
今、日本は涼しい秋を迎えています
皆さんの国の秋はどんな雰囲気ですか。
今回の記事では、風物詩を通してより日本の秋の魅力と関西地方の絶景を紹介します。
秋の言葉
日本の秋といえば紅葉(もみじ/こうよう)や紅葉狩りなどという言葉はよく聞きますね。
日本には、秋になると木々が鮮やかな赤や黄色に染まります。その色が変化した葉っぱを紅葉(もみじ)と言い、同じ漢字である紅葉(こうよう)は葉っぱの色が変わることを指す言葉です。
紅葉狩り(もみじがり)
紅葉狩りとは、秋の紅く色づいた木々を見るために山野へ出かけることです。よく耳にするのが果物を採る意味に使われる「ぶどう狩り」や「柿狩り」などですが、草花を観賞する意味にも使われるようになり、「紅葉狩り」と言われるようになったそうです。
紅葉狩りをする習慣は、奈良時代や平安時代に貴族の間で始まったと言われています。春には桜を眺めるお花見がありますが、秋には紅葉を見ながら宴を開き、和歌を詠んだりしていたのです。そして、江戸時代頃には庶民の間にも広がるようになり、こうして現代でも紅葉狩りをする習慣が続いています。
紅葉を誇る日本
美しい紅葉が見られるのは日本を含む東アジアやヨーロッパの一部、北アメリカの東部に限られています。そういった限られた場所の中で、「日本は紅葉が世界一美しい」とも絶賛されています。
単色が多い欧米と比べて、日本は、赤や黄色、オレンジ色があり、多彩で美しい紅葉がみられるのです。日本には約26種類の落葉広葉樹があり、毎年、同じ木でも違う色合いになり、人々の心を引き付けます。
また、お寺や神社など、日本の古くからの建物が美しい紅葉と見事にマッチするのも日本人にとっても神秘的な秋の魅力の一つです。
「食欲の秋」
秋と言えば、「スポーツの秋」、「読書の秋」、「芸術の秋」とも言われますが、やはりまず思い浮かぶのは「食欲の秋」ですね。
穀物やお米、果物など豊かな秋は、季節がはっきり分かれている日本ならではの楽しみです。
「食欲の秋」とは、秋に食欲が増すという意味です。それが、多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増す、という考えから「食欲の秋」と呼ばれるようになったそうです。また、寒い冬に備えてカロリーを蓄えておこうとする目的があるもの考えられますね。
直近の秋の「味覚人気ランキング」によると、一番食欲の秋に食べたいのは秋刀魚(さんま)です。その次はさつまいも、栗、かぼちゃや柿などです。他にもなし、松茸、ぶどうなど秋の代表的な食べ物や食材が様々です。
居酒屋で秋の味覚を代表する秋刀魚(さんま)の焼きたての塩焼きをビールと一緒にいただくのは最高です。
関西の秋の観光名所
紅葉の時期は9月中旬から12月上旬にわたって、地域によって少しずれます。
本記事ではエール学園からアクセスしやすい関西の秋の絶景を紹介します。
大阪:大阪城
和歌山:高野山
京都:伏見稲荷大社、金閣寺、清水寺
兵庫:姫路城
他にも、滋賀県の琵琶湖や兵庫砥峰高原なども秋の風景を観賞できる絶景です。
エール学園から移動するのも非常に便利で、土日の時間を活用して電車に乗って短時間で行くことができます。
みなさんもぜひ、景色が美しくて長い歴史を持つ関西地方にある大阪、奈良、京都、兵庫、滋賀などへ足を運んでみてくださいね。