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隙間時間の活用は「スケジュール表」で決まる!
私たちが学習を習慣化できない最大の理由は、「忙しくて時間がない」です。しかし、どんなに多忙な人でも時間は作ることができます。また、学習スケジュールの立て方次第で、学習を習慣化できます。今日は実行できる学習スケジュールを作成するための6つのルールを紹介します。これらに従って予定を組むことで、学習を習慣化しやすくなります。
ルール1 「1週間単位」でスケジューリングする
学習スケジュールは、1週間単位で立てるのが基本です。1日の必要学習時間数が2時間だとして、毎日必ず2時間を前提にスケジュールを組んでしまうと、計画どおりに実行できなかった時に「今日も勉強できなかった」という失敗体験だけが残ります。つまり、1日単位ではなく、1週間の中で必要学習時間を達成できるようにスケジューリングするのが、挫折しないコツです。また逆に、2週間や1か月と、スパンが長すぎるのも良くありません。アメリカの心理学者、ジョージ・ミラーは人間が短期的に記憶できる数は7つ前後だという理論を提唱しています。我々にとって「7」より大きな数字を管理するのは難易度が高いのです。理論的に考えると、時間管理も「1週間」のサイクルで回していくのが、人間にとって最も管理しやすいと言えます。
ルール2 週に1日を「予備日」にする
1週間単位でスケジューリングする際は、そのうち1日を予備日として空けてください。先ほども言ったように、どうしても必要学習時間をこなせない日もあります。急に体調が悪くなったりすることもあるでしょう。その場合は、足りない時間を予備日で補います。もちろん、頑張って計画どおりに学習をこなしたら、予備日を休養日にしても構いません。数カ月や1年の間、ずっと全力で走り続けるのは難しいので、適度にリフレッシュすることも大切です。
ルール3 スケジュール表は「朝から」作る
朝の時間は意外に見落としている隙間時間です。朝いちから24時間を、いかに自分が有効活用するか、また実際に出来ているか、をスケジュール表に書き込み管理するのが目標達成のカギです。そうすると、「自分はちゃんと必要学習時間をこなせている」という 自信にもつながります。
ルール4 「細切れ」に組み立てる
隙間時間を使った学習スケジュールも、忘れずに書き込んでください。駅から会社まで歩いている時間、キッチンで料理をしている時間、お風呂に入っている時間なども、ながら学習の予定としてスケジュール表に入れていきます。1回の隙間時間はわずか15分でも、1日に4回、5回と積み重なれば、すぐに1時間や1時間半は学習時間を確保できるでしょう。
ルール5 就寝前と翌朝に「復習」の時間を作る
朝や隙間時間を中心に学習時間を配分するのがスケジュール作成の基本ですが、1つだけ夜寝る前にやるべきことがあります。それは、復習です。短い時間で構いませんので、今日学んだことを読み返したり、問題の答えを確認したりして、おさらいしてから就寝してください。さらに翌朝起きたら、昨晩復習した内容をもう1度確認します。「就寝前+翌朝」のセットで復習することで、記憶の定着がよくなり、学習効率を向上させることができます。
ルール6 まずは1回やってみる
1週間のスケジュールを作ったら、まずは1回、そのとおりに実行してみましょう。実際にやってみると、想定とは異なることも出てきます。しばらくPDCAを回してみると、自分にとってベストな学習スケジュールがわかるはずです。
隙間時間活用しての学習は、社会人になっても役立つスキルの一つです。 コツコツ学習を継続すると大きな収穫になりますよ。 応援しています!