「試験の前! 過度の緊張を避けるためには、単純な筋肉運動を繰り返す」
緊張してアガるのは重大な事をまえにしたときの心理的・生理的な準備運動なので、本来は気にするほどのことはありません。でも、、、緊張の度が過ぎて本番に入ってもさっぱり考えがまとまらないこともよくあることです。こんなときはこういうふうに考えましょう、、、
「自分だけが緊張しているわけではない。誰もが同じ状態にあるのだ。」と。不思議に落ち着いてくるものです。それでもダメな時のために、効果がある方法を一つご紹介しましょう。それはいたずら書きでもなんでもいいのですが、何か単純な筋肉運動を意識的に行うということです。人間には精神の緊張状態を、体の他の部分の単純作業によって和らげようとする傾向があります。よくイライラしたり緊張したりすると、しきりに貧乏ゆすりをする人がいますが、この心理が無意識のうちに働いているのです。試験だけでなく、パーティのスピーチなどの時にも、立ち上がる時に鉛筆でもブローチでも手ごろなものを持って立ち、話をしながら意識的に手を動かすようにすると、アガるのを防ぐ効果があるようです。またその時に、ぜひ呼吸に意識を向けましょう。規則的な単純な運動を繰り返すと、自然に緊張がおさまります。