【就職】日本での留学生の就業状況と就労ビザの種類
外国人留学生の就業状況
最近、日本ではますますたくさんの会社が「外国語を話し、外国の状況を理解する人材を必要」としており、「さまざまな背景を持つ人材を積極的に登用」するため、たくさんの外国人留学生を雇用しています。 下記は、2017年の日本での留学生の就業状況です。
大変驚くことに、日本でのインバウンド需要(主に中国を主要とした訪日外国人観光客が日本での買い物や観光で産出する経済的需要、「爆買い」などの言葉も生み出しました)が盛んな当時でさえ、留学生の最大の就職先は飲食、観光、旅行業界ではありませんでした。 商業(商社)・貿易業が最大でした。
つまり、この資料から垣間見える状況は、一般的に日本企業で外国人留学生が従事している業務内容は、単純な翻訳や日本人社員のアシスト的な作業ではないということです。 企画、営業の主軸、マーケティングなど、国際市場へ進出または事業拡大する際の主要戦力として、外国人人材が日本企業においてとても重要な役柄を担っており、コロナ禍で苦境が予想される将来もまだまだ外国人留学生を積極的に雇用する流れは続くと思われます。 このような状況下で、日本で就職したい外国人留学生が果たしてどのような知識・技能を身につけなければならないか、またこのブログでの投稿で紹介します。
就労ビザの種類
外国人が取得可能な在留資格は以下の通りありますが、留学生が卒業後、日本で働くために申請する在留資格は、「技術・人文知識・国際業務」で全体の9割強を占めています。
「技術・人文知識・国際業務」
理系、文系のいずれの専攻でもこの資格を取得することは可能であり、主な業務として、通訳・翻訳、海外営業、国内営業、貿易事務、アナリスト、語学指導、広報、宣伝、デザイン、商品開発、システムエンジニア、プログラマー、機械設計、技術者などがあります。
日本で就職を希望される留学生の皆さん、就労ビザを申請する時はあなたが大学や専門学校で学んだことと、職種や仕事内容が合ったものでなくてはなりません。特に専門学校卒業の場合は、この制限が厳しいです。専門学校に行く場合は将来も自分の専門と同じ内容の仕事をしなくてはいけない、と覚えておきましょう。