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折り紙
皆さんは折り紙(おりがみ)をしたことがありますか?
日本語を勉強するにあたって、きっとこの「折り紙」の言葉をよく耳にするでしょう。
多くの日本人にとって、「折り紙」は、子供の頃、夢中になって遊んだ思い出の象徴です。そんな「折り紙」は日本を越えて、アメリカやヨーロッパなど世界中に広がり、世界共通語「ORIGAMI」として日本の文化を代表するものの一つとなっています。
今回は「折り紙」の歴史、魅力や効果などご紹介しましょう。
「折り紙」とは、紙を折って動植物や生活道具などの形を作る日本伝統の遊びです。
被災地やお見舞いに行く前に、相手への祈りを込めて「千羽鶴(せんばづる)」を折ることもありますね。
「折り紙」の文化はいつからあるの?
現代の折り紙の形になり始めたのは、江戸時代からです。そして、明治時代には学校でも使用するようになったと言われています。
ちなみに、11月11日は「折り紙の日」です。
数字の1が4つ並ぶ11月11日には、数字の”1″を正方形の一辺と見立て、1が4つで正方形のおりがみの4辺を表すことから、1980年にこの日が「おりがみの日」に設定されました。
「折り紙」の魅力とその効果
一枚の紙から美しい花や、かわいい動物などが折り出せる 「折り紙」 は、日本に古くから伝わる文化としてたくさんの人々に親しまれてきました。たくさんのパターンがありますが、定番は動物や鳥、昆虫、食べ物など、季節にあわせた花や植物です。
折り紙は広く活用され、単純に遊びや趣味だけでなく、教育やリハビリテーションの現場などで使用され、様々な効果をもたらしています。
折り紙は指先で細かい作業が求められ、脳に刺激を与えて、集中力、想像力、色彩感覚や空間認知力を高める効果があるそうです。ですので、近年は医療や介護施設の場でも活用されています。
世界でも大人気!
折り紙は子供から大人まで気軽に楽しめる遊びです。現在、世界中にたくさんの愛好団体がいる程、大きく広まっています。
また、日本折紙協会という会があり、現時点の会員数は国内外に約10,000人です。
みなさん、いかがでしたか。
まだ折り紙をやったことがない人は、折り紙の魅力を感じてみませんか。
折り紙の洋紙は100円ショップで気軽に購入できます。折り紙の本もたくさん売っていますが、ユーチューブで「〜折り紙の作り方」で検索したら、分かりやすく教えてもらえるビデオが出てきますよ。
ぜひ楽しんでみてくださいね。